(25)社交(しゃこ)タン(たん)とアルタンなどの比較、ペアダンスの研究(その1)

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さて、いつもこのエッセーを読んで下さる皆様、まことにありがとうございます。本日は、珍しく?!多少ダンスについて書いてみたいと思っています。

 暴走族の車高が低い自動車をシャコタン(車高短)と言ったりしますが、それの事ではありません。社交ダンスのタンゴの事です。また、代表的な競技種目のワルツ、タンゴを短縮して、ワルタンといいますが、そうではなくて、アルタンつまりアルゼンチンタンゴの事です。今回は少し、社交ダンスのタンゴとアルゼンチンタンゴを比較研究してみましょう。

オシャレな、アルゼンチンタンゴの〝足ワザ”の数々

私達の競技会のホールドがドンドン広くなること。そして、逆にアルゼンチンタンゴのホールドは狭くて、相手の方に行くことなどについて、少し語りたいと思います。現在、特にWDSFの競技会等そうですが、もう踊り初めのスタートの時から、女性は、コントラチェックの様なピクチャーポーズをしているくらい、後方にそっくり返ってシェイプ、ホールドしています。もちろん、普通の生徒さんに対していきなり、そのようなひっくり返っているホールドでは教えないと思いますが、多くの先生は競技会選手の出身ですから多少なりとも現在の競技会のトップレベルの選手たちのホールドを参考にしてレッスンをされている事と思います。そうするとこのようにどんどん進化したスタンダードのホールドを見ると、一体これからどういう風に、生徒さんにホールドの仕方をレッスンしたらいいのかと多くの先生は迷ったりすることもあると思われます。特にメダルテストなどのきちんとした場所でのダンスにおいて、どのぐらいのシェイプを、特に女性にさせるのか、また男女はどのくらい離れるのか?多くの先生は考えてしまうでしょうね。さらには、もっと精密さが要求される競技会に於いては、これから、どのくらい、もっと頭部や肩部を離したり、くねくねスウェイをつけまくるような踊りを教えるべきだろうかと考えてしまいますね。ジルバやブルースならば、パーティーダンスですから、男女は何となく向かい合うような感じで、会話を楽しみながら踊っても変ではありませんが、競技ダンスともなると、わたくしたちの社交ダンスは今現在、男女はドンドン離れる方向に行っているみたいですね。やはり、特にトップ(ホールドの上部や頭部)が離れて組むという事は、シェイプを大きく雄大に見せれますものね。紅白戦とかミックスデモンストレーションやソロデモンストレーションなどに生徒さんと出る場合はどうしても見せるダンス、つまり競技ダンス的なレッスンを完成形として、レッスンするしかない訳ですけども、近い将来もっと一般的に社交ダンスを楽しむようなレッスンをする際にはどういう状況で教えたらよいのでしょうかと、真剣悩みます。

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