(293)アンソニー・ホロビッツさん著作の『カササギ殺人事件』を読んで思う ①

映画など

カササギ殺人事件…これは。 読んでみたい本でした。 けれども結構高くて古本屋さんでも購入するのをためらっていました。創元推理文庫…懐かしい文庫シリーズです。小学校時代とか中学生時代にも読んだ創元推理文庫ですが、古くから、エラリー・クイーンの『Xの悲劇』『Yの悲劇』…などを出版しています。

この『カササギ殺人事件』は2018年に初版が発行されていて、ブックオフ(古本屋さんのチェーン店)でも700円とかしていたので、ちょっと躊躇(ちゅうちょ)していましたが、もちろん無理に買おうと思えば買えた(わたくしの頭の中では、今でも昔のコーヒー1杯300円というイメージが出来ていますので、それが何かを購入する際の判断基準になります。なので、700円の場合はコーヒー2杯分ぐらいという感覚で、つまりは喫茶店に2回行くぐらいのエネルギー(お金)消費の覚悟が要る訳です。まあ、コーヒー自体、現在は450円ぐらいですけどね。)のではありますけれども、ちょっと高かったので手をこまねいていたんですが、今回下巻だけ110円で売られていましたので、非常に葛藤がありました。

要するに、下巻のみを買ったとしても、その後2週間くらいに上巻がゲットできるかは不明なので、ちょっと保留していましたけれども、購入を決めて、その後も運が良い事に、すぐに上巻もゲットできましたもので、読んだわけです。

しっかり読みたいんだけれども、古本屋で減としたい、それもできれば、上下巻とも110円の合計220円くらいで読みたいという、それ以上高いお金は払いたくないという……いやらしい自分の性格を垣間見るようではありましたけども、とにもかくにも入手できました。(上巻は高かった)。

さて、『カササギ殺人事件』上巻は赤で、下巻は青という、非常に装丁もシンプルでおしゃれな感じです(写真参照)。そして、しかも恐ろしいことにというか、都合の良いことにというか、もう半年以上前にですが、ケーブルテレビのwowow(ワウワウ)チャンネルで放映されたのをしっかり録画しています。

この『カササギ殺人事件』は既に映像化=ドラマ化されているのです。1時間ずつ、6回ぐらいに分けて放映されたのです。そしてわたくしは既に第1回目を観たたのですが、登場する探偵のアティカス・ピュントさんた、なんか“えっ”というようなおっさんの俳優で、かえって、現実味があって非常に良かったんですが、何せ、ストーリーが実に複雑に入り組んでいるのです。非常に難しいのです。

(第1回目はここまでです。第2回目に続きます。)

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