(151)吉野家さんの『シャブ漬け戦略⁉』発言に関して想う事(後編)

世の中の出来事
吉野家のシャブ漬け戦略で生娘が牛丼中毒

 今回は、先回の吉野家さんの社外役員のシャブ漬け発言の第2回目に続いています。

 更に、こういう発言を聞いていつも、わたくし思います、このエッセイで言いたい2番目の事ですけれども、世の中には堂々と言ってはいけないこととか、本当はそういう面もあるんだけれども、あまりそういうことを明確に断言するといけないということもありますね。特に商売などには、そういう面はたくさんあって、それこそ普通の小さい小売店などもそうだと思いますが、社長さんとか店主が従業員に対して『おまえら、なんでもえ~で、とにかくどんどん売りまくれ‼あんまり買いたくなさそうにしとる客にもドンドン売りつけろ‼どうしようかなと考える隙なんか与えん内に、何でもいいで一つでも二つでも三つでも売りつけろ‼』という風にハッパをかけているなんて事は当然あるでしょうし、そうでなければ、なかなか厳しい商売の世界ですから、お客さんの機嫌ばっかり伺(うかが)って、全然買わないお客さんにもお茶とか出して、丁寧に接客などしていたら、それこそ全然商売になりませんからね。

 だから、そういうことから考えれば、例えば先ほどの話ですけれども、裏で、何か営業の戦略委員会のようなところで、本当にこのニュースになってしまった勉強会にあるような、『シャブ漬けにするように、もうその牛丼の中毒にさせたらいいよ、そしたら毎日来店するだろうし、独身の、家に居場所のないような男性客も、お店に来させるような、そういう魅力のある店にするんや!女は全部シャブ漬けみたいな牛丼の中毒症状にさせればいいんだゾ!!その方針で頑張ろう!』と、こういうふうに現場のその戦略委員会のようなところで提案するのならば、それはある意味、そういうこともあろうかと思うんですけれども、やはりそういう現場と公的な勉強会(今回はそもそも講演?)の見境がつかなくなってしまったというか、とてもこの社外専務は、熱くなって自分が判らなくなってしまったのですね。

 自分がエリートですからね。自分がもうどんどんその一般市民とか、そういう企業の人たちを教育して、自分の思うように商売の駒として動かして行くんだと、そういう使命感に燃えちゃうというか、その様に今までやってきて、いくつかの企業の売り上げやら成績やらをしっかりと向上させた“実績”があるものですから、どうしてもそういう風に思っちゃうんですね。

 やはりエリートの人というのは、そういう思い込みや、これだと決めたら周囲を見ずに突き進んでいってしまう面があるので、企業風土というと大げさですけども、当然、企業内部では前述した様な、そういうようなことがあるでしょうね。

 更にどこかに書いてありましたけども、『はなまるうどん』っていう吉野家の傘下の会社があって、

  • 女子ぶっかけうどん
  • 男子おいなりさんセット部門
  • かまたま部門
  • の“キャッチフレーズ”の横には、若い美しい女性がうどんを食べている画像が掲載してあって、これはもう当然ですが、(中にはちょっと何?と意味が不明な人もいるかもしれませんので、簡単に解説しますと)もちろん、これから述べることを想像するような意図は、会社側には皆無というのでしょうが、どうしても、わたくしの様な下世話(げぜわ)な人間は、結構昔にあった、アダルト女優が男優さんに順番に“精液”をぶっかけられるAV(アダルト・ビデオ)を連想してニヤッとしてしまいます。また②は、若い男性がうどんを食べている画像と一緒の“キャッチフレーズ”みたいですが、これも、しょ~もな…( ゚Д゚)…という感じですが、お稲荷さんと言えば、油揚げのいなり寿司の事ですが、男性のしわしわの陰嚢の例えとして使われるので、①との関連の下ネタの苦肉の策として、宣伝委員会の皆様が知恵を絞って捻りだして無理無理こじつけたのではないでしょうか?この広告の受け狙いのために、わざわざいなりずしセットをメニューとして考案したのならば、本当に本末転倒と言うか、しょ~もな~という感じです。③のかまたまうどんは、当然、おかまらしいケバい衣装の男性(おかま)が手をあげてうどんを食べようとしている画像掲載です。『かまたま』は『釜玉』で、『釜揚げ玉子付き?うどん』の略なのでしょうか?おかまの“かま”とその時手術で抜去されたであろう精巣(きん〇ま?)を、もちろんインプライ(=imply=暗示)している訳ですよね。もちろん、会社側は、『そんな事は何も考えていないけれども、下品な貴方が勝手に結び付けて想像しているのだ。』と回答するでしょうがね。

とまあ、この様に、パロディ的なダジャレの引っ掛け商品名の様な広告を出していた時期があったんですね。まあ、これも昭和の時代だったらなかなか面白いなあで終わると思うんですけども、今の現代においては、やはりあまりにも下品というか、もう本当に吉本のギャグを通り越して笑えないみたいなねそんな感じを受けた一日でしたね。(この項はこれで終了)

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