(193)3人いれば1人は敵❣…( ゚Д゚)……(第1回)

世の中の出来事
★外に出れば3人の敵

さて、皆様は聞かれたことがありましょうか?外に出たら3人に1人は敵…昔、何か男は社会に出れば8人の敵だったかな…(編集部・注…これはたぶん後に調べたら、『男子(だんし)家を出(い)づれば、7人の敵あり』という諺らしいです。)なんかそういう格言じゃないけれども、ことわざかな…何かそういうようなことを聞いた覚えがありますが、まあ、わたくしの場合、今までの人生経験やら、わたくしだけでなく、友人や世間一般のニュースや書物から、3人に1人又は10人に3人、とにかく10人いたら3人は敵だと思った方が良いのではないかというように思って、世の中を渡っていっているつもり…と言うとオーバーですけれども、人生経験よりそんなふうに思っております。

もちろんその10人を選ぶ大元の集団と云いますか、『母集団』ですね。大元の集合の、前述の10人をどこに採(と)るか…例えば会社で自分が部長であって、何かその事業をプロジェクト推進して行く10人の部下がいるとして、その中で3人も敵がいるのかというのは、あまり無いかもしれませんものね。精密に言えば、まあ、特殊なケースとしてそういう場合もあるでしょうけれども、もっと一般的には、10人の人間を世の中から任意に選べば、そのうち3人は敵ということだと私は思っております。もちろんそうすると細かく突っ込んできて、そんな面識のない人を選んだら、選んでもそのうち3人くらいは面識すら無いから、敵とか味方など判別の対象外でしょうと突っ込まれそうですが、まあそういうことではなく、常識的な範囲で知り合いの人が10人いれば…という風に解釈して下さい。例えば、会社の人間を10人無作為に選んだ…例えば百人ぐらい従業員がいる会社とか、学校の職員室とかそんなようなところで無作為に10人を選んだら、顔見知りの人の中にでも、自分の事を敵のように見立てている、(嫌いとか憎んでいるとか好きな感情は持っていない)人はいるんじゃないかって、そんなふうに解釈すればいいのではないかと思います。  一生懸命仕事や業務を真剣に勤勉に努力して集中して、忙しくやっている人は、周囲の同僚とかに対して、みんな自分に好意を持っていると思っているか、そういう風に考える傾向が強いと思うのですが、一生懸命やって何か業績をあげれば、それはやはり妬みや羨(うらや)み、羨望(せんぼう)の対象になり、『なんであんなヤツが…、俺の方が優れているのに、ちくしょう‼』…などと思われたりして、結構妬(ねた)まれたりしていることが多い訳ですし、逆に一見厳しい意見を言ったりする人の方が、自分としては『あいつ、いつもここまで言わなくてもいい事まで強く言ってくるから、相当俺の事嫌っているんだろうな…』などと思いがちですが、本当は逆で、自分の事を(例えば会社の中で後輩だから)しっかり育ててやろうなどと考えていて、自分を応援してくれているがために、ただ手放しで褒めるのではなくて、ちゃんとまずいところとかも問題にして指摘し、諫(いさ)めてくれる…そんな意味から、厳しい対応になっている場合もありますので、相性が良い人が一概に優しく応援してくれている人とは限りません。それこそ心の中ではせせら笑って、嫌っている場合もありそうですね。愛想が悪い、応対が悪い人だけが、自分の敵だから厳しく接しているという様に単純なものではないと思います。 (前編はここまでで、第2回目=後編に続きます。)

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