(268)広島県安芸高田市(あきたかた・し)の市政が心より心配(第4回=最終回)

ダンサー内藤の解説シリーズ

しかし、そうはいっても、特に市長と議会は戦うのが宿命で、定常的に仲が悪いというわけではなく…そうではなくて、敵は、お互いの相手ではなくて、言ってみれば『市政』というものです。別に敵と想定しなくてもいいのですが、この『市政』というものを、市民のために非常に効率よく運営していかないといけないので、そういう意味ではいろいろ工夫をしたり考案をしたり、現状に耐えて少しずつ旧弊を改善したりと、あたかも『市政』というものが『敵』であるようにして、戦っている、共通の仲間と表現する事もできるので、そういう状態になればいいと思われます。

 この、石丸市長と議会のバトルの動画では、防災計画などの時に市長が役所に詰めなければいけない…などというようなことを主張する議員がいて、市長が『30分の自由時間も許されないのなら、お風呂にも入れない』というような対決の内容があるのですが、理想的にはそうではなくて、逆に、『市長はいつも市政を頑張って大変なので、多少空白の時間ができても、そこら辺は私たち議員がカバーしますから、ご心配なく』などというようにお互い助け合うような発言で、もっと建設的な議論ができないものなのでしょうか?

この、議員数削減案提出が、『戦争』の始まりだったのでは?

本当に私は両者とも愚かだな……と思います。“愚か”などというとまた、このブログが炎上するというか、叩かれそうな表現ですけれども、わたくしはだいたいかなり懐疑的なので、市長さんの言葉もよくよく考えると、インテリが学問や常識のない者たちをねちねちいじめるようにして指導する……そんなような感じがポッコリ浮き上がってきて、とても嫌な感じを覚えます。そういう話し方は絶対やめた方がいいと思います

確かにこういうことがあって、まあYouTubeでもてはやされている……すぐにこういう議会とのバトルは、現代においては、YouTubeにアップされて、世の中に“公開”されて、世間から多く注目されているとはいうものの、もっと深くYouTubeなどを普通には観ない、幅広い世代の世間一般の受け止め方はどうか分かりません。

確かわたくし自身も、政治や議会の事などはかなり不勉強なので、あまりこういうことを、批判したり、今後の方向はこうこうこうしたら良いなどと書くと、おこがましいとか、手ひどい叱責を受けそうな気がします。またわたくしは、全然有名ではないので、炎上まではいきませんけども、何か厳しい反対意見も多分聞くことになるでしょう。

多分、この事件(…というかいがみ合い)の事の始まりは、これはYouTubeではなくて、一般のメディアのニュースでも以前から放映されているように、石丸市長が、議会に対して、議員の数が多過ぎて、しかも機能していない部分も多いので、議員定数を半減するというようなことを提案されて、それで否決され、それが大元で、この議会との大きい対立が始まったのではないかと思います。(添付のYouTube動画参照)

それはそうですよね、無能な議員が多いというふうに決めつけられて、半減するなどということを言われれば、敵意を持たなかった人間でも、改めて大きい対立意識を持ってしまうようなことは当然あるでしょう。 まあ、先鋭というか鋭い矛先を議会に向けてしまった=宣戦布告した様な訳なので、もちろん石丸市長にも、強大な覚悟があると思うのですが、是非とも、今後の行方を見守っていきたいと思います。また皆様のご意見やコメントをたくさんお待ちします。

(このトピックは、今回をもって終了です。)

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