(257)死んだら答え合わせできるかな?(前編)

世の中の出来事

お盆の時期なので、さすが、いつも感情が安定しているわたくしも、感情が何か不安定なので、本日のトピックの様な事を考えてしまうのかもしれませんね。

さて、我々は死んだらどうなるかということを、お盆の時期ならずとも、いつも(精神が安定していても、科学的な思考方式として)考えてしまいます。 やはり死んだら本当に無になるのでしょうか

そう信じている皆様は多いと思いますし、科学的な事柄を重視している人からすればそういう心霊現象とか霊魂の存在とか、そんなことを信じるよりも、死んで、焼却炉で焼かれて灰になったら、もう何も残らない…そういう、焼かれる前の物質的な存在こそが人間であるというふうに信じている人が多いと思います。

現にわたくしたちだって、生まれる以前の記憶は何一つありません。 まったくの無です。あるとき突然、物心がつくというか、自分が人間として存在していることを、子供として認識して、それも生まれ落ちた瞬間はほとんど何もわからないでしょうから、いわゆる『物心がついて』からでしょう。

ただし、だからといって、前世の記憶とか生まれる前の生活とか存在そのものが、否定される訳ではありません。 それは例えば、ぐっすり熟睡で眠っていた時の記憶がほとんどないけれども、よく考えてみれば眠る前の起きていた昨日の記憶はあるのと、同じようなもので、長い間眠っていたような状態になっているから、その時の記憶が無いだけかもしれません。でも、だからと言っていくら考えていても、その生まれる前の記憶が無い状態の、さらにその前の記憶が思い出せる訳ではありませんので、前世があるとか、したがって、将来も生れ変われるのか(=来世があるのかとか…)などを推測したとしても、保証はもちろん全くありません。

これはどんなふうに考えても当然わからないことなのですが、わたくしがいつも思うのは、それこそ、自分が死んだら、そういう生と死のからくり、構造は分かるのでしょうか?

最近、わたくしは誰かに聞いたのか、はたまた、本で読んだのか?……人間(ほかの生き物もそうでしょうか…)は死んで霊になると、350年間は霊魂の状態で存在し続け、次に生まれ変わるという事を知りました。

350年後にこそ輪廻転生して生まれ変わるのか? それかそのまま霊魂としての存在を続けて(例えば家族とか友人の“守護霊”などのまま)天上界にでも行くのでしょうか?……そういうことを決めるのだと書いてありました。もちろん、そんなことが正しいという保証は全くありませんが、そういうこともあるのかと思っています。 当然、霊魂が存在する。 というような前提に立っている訳ですが、わたくしは基本的にはそちらの立場に立っています。 もしそういうことが本当であるならば、別の次元の問題として、人間は死んだ後に霊の存在になって、死後の世界に行った時、そういう答え合わせができるのでしょうか?つまり死後の世界に行けば、霊魂になってその後生れ変わるとか、霊魂のまま存在するのだとかいう状況が、ちゃんと死後の脳⁉内で理解できるのでしょうか?一旦そういう答え合わせができる霊界のシステムになっているのでしょうか?(勿論、また生まれ変わる時には、それらの記憶は消去されて、別の魂になって、来世=次の生の世界に産み落とされるのでしょうけれども……)

(前編はここまでです。引き続き、後編をお楽しみくださいませ。)

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