(227)背筋が凍る殺人事件(第3回目=最終回)

世の中の出来事

なので、本当に恐ろしいです。 警官の身内の方や家族も、それはそれで大ショックで、想像を絶する悲しみや悲嘆に包み込まれてしまいました。警察官の身内や家族の方にとってみれば、恐ろしい勤務に就いているということは重々承知しているとは言え、しかしでは、警察官が百人中百人死ぬ(殉職)なんてことはありえませんから、本当に運が悪かったとも言えるような状況です。

やはりのんびりした県なので、通話を受けても、『また夫婦が喧嘩して、父つぁんが奥さんを刺したのかな?警察が行けば、震えて降参してくるだろ…』くらいに、普通には考えてしまったのかもしれませんね。まさか、津山30人殺しの様な、ランボーのような男が迷彩服を着て待ち構えているとは想像できなかったのではないでしょうか

しかし、当然、犯罪現場に向かう訳ですから。 犯人がどこか物陰に隠れていて、到着した警察官たちを狙撃するということは、可能性としては充分あり得ることなので、パトカーをどこかちょっと遠い場所に駐車して、防護のために何か盾(たて)になるような物体…ちょうど学生運動を制するときのような…そういう金属製の盾などを持参して、犯人がどこから襲ってきても一応対処できるように、そういう心身共の構えで現場に出向くという事は警察では指導されていないのでしょうか

別に責める訳ではありませんが、結果的にこういう悲しいことが起こってしまったので、これをなんとか次回の教訓に生かしたいものです。

あまり警戒心を出さずにパトカーを駐車しようとしてしまったのでしょうか?当然と言えば当然ですが、犯人が散弾銃などを持ち出されて近づいてきた場合には、撃たれればどうしようもないので、そういう際には、パトカーを相手にぶつけて相手を轢(ひ)くという反撃も可能性としては考慮に入れるべきでしょう。散弾銃を相手が撃ってきたとすれば、当然そういう風に抵抗しても、それは正当防衛と認められると思いますから、そういう反撃の方法は無かったのでしょうか?あまりにも安易に犯人の前に駐車してしまった…と悔やまれてなりません。

これは、時間発生(25日)から4日後の29日のYouTubeで、色々解説されています。

当然、犯罪が行なわれた場所に行く訳ですから、それこそ犯人が複数であるとか、犯人が物陰に隠れていて、警察車両に対して襲ってくるということは当然想定されるべき可能性ですから、もう少し慎重に行動するべきだったと悔やまれてなりません。例えば、少し離れたところにパトカーを止めて、多少拳銃や盾などの装備を持って現場に向かうとか、それを考えると切りがありませんけれども、パトカーを誘導した人間も、ひょっとしたら殺人犯人であるというような事も一般的なケースとしては当然考えられます。なにせ第一発見者とか通報した人が犯人ということは、過去の事件でたくさんある訳ですから……。

だからそういう点で全然油断してしまっていたというのは、やはり田舎警察という謗(そし)りを免れないと思います。安倍総理の銃撃事件でもそういう批判が少なからずありましたが、やはり日本は平和に慣れてしまっているような感じがしないでもありませんが、一番恐ろしいのはやはりそういうことが起こる国になってしまったということかもしれません。 本当に痛ましい事件で心が震え、思い出す度に鬱的な気持ちが一層亢進(こうしん)してしまう感じがします。 被害者の冥福を心より祈りたいと思います。また、非常にこの事件の続報が気になる現在です。

【編集部註:これを執筆したのは、事件が起こった当日の午後9時半頃ですので、まだ動機などの報道以前の事です。】

(今回は、これで終了です。 その後の報道によると犯人は、『自分の悪口を言われたと思ったので、殺さなければならない』と思ったなどと供述している様ですが、迷彩服を着ていたことといい、現場に来た警察官たちを惨殺していることからすれば、やはり散弾銃。(猟銃?)を撃ちたくて撃ちたくてたまらなかったのだなという感じがします。また報道された動機で、からかわれたからといって、そのぐらいで人を殺すかと思われた人も多いでしょうが、田舎の方では、色々な個人情報も近所の者がみんな知っているので、例えば何か、加害者は特定の精神病を患った経歴があるとか、特定の病気を患った経歴があるとか、そういうことを具体的に毎日毎日罵(ののし)られて、『それだからあんたは、結婚もできんで、独り身でいて、親の脛(すね)を齧(かじ)らんと何にもできんのだわ‼』とか言われ続けていたので、そういう恨みが積もり積もって凶行に至った…というような可能性も十分考えられます。これも誰でも想像はできるでしょうが、そういうことがあるかと思います。さらなる解明が待たれます。)

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