(19)もっと楽に死ねると思っていた…

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死ぬということ……小さい頃は老化で死ぬということ、人生普通に年を取って死んでいくということは、すごく簡単なことだと思っていました。でも実際にこうして年がいって、もうあと、40~50年後には死ぬとなると、本当に病気で死ぬ場合そして認知症などになってしまう場合、事故で死ぬ場合、これは若い人にも起こりうることですけれども、そういう場合も決して少なくはありません。けれども事故には遭わなくて、老人になって死ぬ場合も大変というか、ぽっくり行けばいい訳ですけれど、そういうのではなくて、入院で寝たきりになったりすると、一種の地獄のような感じでだと思います。 どうしても器官というか身体機能は衰えてきます。年をとればドンドン衰えてきます。特に若い人は、今は、元気に歩いていたり、それこそ中学校時代や学生時代には、そんな老化するなどという状態は想像すらできなかったものです。そのときは体はスイスイ、病気ひとつならずに動いていたわけですから。そうするとそういう時には考えもしなかった、動けない状態、また歩いてもふらつく状態、足がおぼつかないで杖が要るような状態、幸いにして、わたくしはまだそういう状態に程遠いですが、でもいずれ必ず、誰にでもそういう時期がやってきます。そういう事柄とか、人生の事、就職の事、仕事の事、結婚の事、子育ての事などは、到底小学生のような子供の時期には、想像すらできなくて、したがって、更にその先の人生の終局にある、『死』などは、全くどんな状況になるのか、全然想像したり思い描く事ができなくて、ただ単に、死にゆくものだと簡単に思っていました。

人間いつかは必ず死にますわなも……😢

さて、いずれわたくしもそうなるかもしれないし、それこそ、その前に事故で死んでしまうかもしれないし、本当に人生というのは一寸先は闇ですからね。どうなるか判りません。それに、ひょっとしたら、何かふっと悲観的になって追い詰められて、突発的に自殺に走る人もいます。特に最近は、あの華やかな芸能界に身を置いている人でも、死を選んだ人がたくさんいます。わたくしだって、そうなるかもしれません。そして先ほども言いましたように、若い人にとっては、老化で死ぬということはまだ遠い将来だとしても、交通事故や殺人事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。そういう瞬間に遭遇したら、そういう風に死ぬという感覚はいかほどだろうかと恐ろしく思います。別に本当は特に想像したりしたくはないのですが、時々真剣に、そういう瞬間を考えたりしますよ。刃物で刺された時なんか、ドラマの殺人事件にもありますが、寒いということがあるみたいです。要するに、刺されて出血して、血液がなくなると寒いということがあるようです。だからもうそういう時は『あ~もう自分は、助からなくて、今死んでゆくんだ……』などと思ったりするのでしょうかねえ?!本当にそういうことを考えると痛ましいことであり、出来る事ならば、世の中そういう悲しい殺人事件などはなくなってほしいと、心底願います。また交通事故もほんの一瞬でひどい場合なんかそれこそ大型トレーラーの後部に追突したり、例えば、乱暴な若者の暴走運転でしょうか、車がぺちゃんこになって炎に包まれてドアから脱出することも不可能で、焼け死んでしまったりすることもあります。そういう時は、今度は寒いどころか、炎熱地獄の中で命を絶つことになりますが、そういうことを本当に想像すると震えて眠れないほど恐ろしいというか、そういう次元を通り越して、何とも言葉がありません。体が震えてきます。でも本当にそういうことを経験したりするのも、たくさんではありませんが、ニュースなどを見る限り、かなりいると思われます。

思いはさらに深くなります。人間は死ぬとどうなるのでしょうか?そういうシンプルな疑問もありますけれども、とにかく、段々年をとってくると、死ぬということは相当大変なのだなということが実感を伴ってわかってきます。それこそ、わたくしがやっている認知症対策の“コグニダンス”の世界にも重複しますが、大病を患わなくても、認知症になってしまうかもしれません。そういう場合は、逆に本人は、のほほんとして何も悩まないでも良いかもしれませんね。傍目には、やはり惨めで、介護は大変でしょうが……。

ではどのように死んだら、一体全体幸福なのでしょうか?元気なまま活動していて、ある時突然ポックリ!?しかしこの、ある時当然ぽっくりというのも、やはり恐ろしい感じがします。ぽっくりは脳梗塞なのでしょうか、心筋梗塞なのでしょうか?なまじそんな事になれば、今死ぬのか?それとも助かって気がついたら、半身不随で、もう一生自分の足では歩けなかったり、言葉もしゃべれなくなってしまうのか?などとベッドに終日横たわる自分の姿が即座に想像できます。とにかく、自分の体が壊れていくということは本当に恐ろしいことです。わたくしも若い頃ですけれども、ビールを飲んでお風呂に入っていて、急に何か自分の心臓の動悸が気になって、自分で救急車を呼んだことがあります。救急車に乗ったことは、母親が倒れたりした時などもそうですが、2、3度あります。まあそれはともかくとしても、本当に死ぬということの恐ろしさを考える今日この頃です。皆様は自分が死ぬ時などを想像した事がおありでしょうか?!

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