(5)大好きな俳優たちの逝去が悲しい……

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戸浦六宏(とうら・ろっこう)さん 有名な俳優さん bing.comimagesから引用 
同列に並べるとブーイングがきそうですが、これは昔の俳優さんではなくて、数十年前、東京の劇団に俳優を目指して通っていた、わたくしの若き頃の写真です。

過日、岸部シローさんの死去が報じられましたが、本日(9/20)弐は、俳優の藤木孝(ふじき・たかし)さんと、斎藤洋介(さいとう・ようすけ)さんの死亡がニュースになっていました。顔写真などが報道されているので、『あ~、あの俳優か~』と思いだした人も多いかと思いますが、一応劇団に所属して俳優を目指していたわたくしとしては、昔から知っている、大好きな俳優の方々ばかりです。藤木孝さんは、大物政治家とか、フィクサーなどが似合いそうで、最近(と言ってももう10年ほど前?)には、確か、『ブラッディマンディ』というドラマで見かけた事があります。また、多分、昔のサスペンスドラマなどでも悪役で結構見かけたと思うのですが、きりっとして、何か一味異なる感じで、強く印象に残っていて、インターネットが普及し始めた頃には、そのお名前を検索した覚えがあります。なんでも、80歳になったのに、自殺という事で、非常に驚いています。人にはそれぞれ他人は感知しえないような、深い悲しみや絶望があるのですね。そして、斎藤洋介さんも、こちらの方は、顔が長くて、あまり滑舌でないようなしゃべり方がかえって武器で、NHKのドラマや『SMA×SMA』にも出演されていらっしゃったようですが、その方面はあまり、わたくしは見ていなくて、やはり、昔のサスペンスドラマなどで、トレンチコートを着た刑事の役で多く見かけました。一度見たら忘れられないような、変わった(本人には失礼かもしれませんが……)風貌なので、ステキな俳優さんだな~と思って印象的です。わたくしは、非常に悪役をたくさんやっておられる人の方がなぜかすごく好きで、それで上記のおふたりもそうですが、(今でこそインターネット奈などで、すぐ人名検索で映像も見えるので、パッと判りますが)、他の人に、これこれの俳優さんで、この様なドラマによく出演されていた人だよと言っても、今述べたように、わたくしの好きな俳優は、わき役の悪役などが多いので、ピンとこない人が多いのです。なので、これから述べる人たちも有名ではありますが、ピンと分からない人も多いかと存じます。一番好きなのは、戸浦六宏(とうら・ろっこう)さん、田口計(たぐち・けい)さん、天本英世(あまもと・ひでよ)さんなどです。今、松本清張氏のドラマをケーブルTVで放映されている物を録画して、まとめて観ています。昔のモノで、「火曜サスペンス劇場」などが多いのですが、そこに小松方正(こまつ・ほうせい)さん初め、古いステキな、大好きな俳優さんがいっぱい出て来て、感涙ものです。ちなみに、戸浦六宏(とうら・ろっこう)さんは、もうすごく有名な悪役で、一番古くは、水谷豊さん主演の、アニメと実写の合成の『バンパイヤ』という吸血鬼になるドラマで、悪役の熱海(あたみ)博士を演じられた俳優さんです。時代劇では悪代官や、更には、刑事なども一杯こなされた方です。京都大学文学部出身との事です。天本英世さんは、髪の毛もじゃもじゃの人で、『仮面ライダー』で死神博士が当たり役でした。『ザ・ガードマン』などでも何回も出演されていらっしゃいます。田口計さんも、有名な悪役で、例えば印象に残っているのは、「怪奇大作戦」の第1話『壁抜け男』で、壁を通り抜ける悪者の奇術師で、実は10年前ほどに“箱抜け”のトリックに失敗した一鉄斉春光(いってつさい・しゅんこう)が正体で、この人を演じたのが、田口計さんです。(田口さんは、まだご存命で、バリバリの現役?!です。)この方も高学歴で、東京大学文学部出身との事です。

田口計(たぐち・けい)さん 田口さんはまだご存命で頑張っていいらっしゃいますので、お間違いなく…。有名な俳優さんで、同じくbing.comimagesから引用

ちょっと熱が入ってしまいましたが、俳優さんがまたおふたりもなくなるなんて、とても寂しく悲しいものです。

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