(166)安倍元総理殺害事件…怖くて生きる気力が半減…

世の中の出来事
安倍元総理殺害事件

さて、先回は、やはりこの警備は大失敗、大失態だったのではないかという事を書きました。 本当にニュース映像などを見て。 大ショックなのは…。当然、選挙の応援演説からですから、今の時代、ずっと全体をスマートフォンなどで撮影している人がたくさんいらっしゃると思うので、狙撃の瞬間、犯人の映像、また撃たれて倒れた安倍元首相などがリアルに映っている動画がたくさん世の中に存在すると思います。もちろんびっくりしたり動転してカメラを落としてしまったり、手元が非常にぶれたり、もちろん自分も襲撃されたり、巻き込まれてはいけないと思って撮影どころではなくなって撮影を断念して走って逃げた人もたくさんいると思うので、確かに狙撃の瞬間、その後、被害者がどうなったかとかの克明な映像は無いかもしれませんが、それでも結構、 Twitterやfacebook、ネットなどを見ると、狙撃されている元首相のショッキングでリアルな映像が簡単に見つけられます。最初の一発目の銃声の後に、元首相は『ん、何かあったのか?』みたいな感じで後方を振り向いていらっしゃるので、第1発目は当たらなかったのでしょうか?しかしその2秒後くらいにまた発砲音が響き渡りますが、この時には被弾したようで、背中を丸めてうずくまる感じに倒れます…。そういう映像が何本か投稿というか、観ることができました。

非常に恐ろしいことです。ネットやFacebook、テレビニュースでこんな映像が流されるなど、本当に殺人ショーです。

もし自分が狙撃されていたらと思うと……この時の安倍元首相の心情を想像できますでしょうか? 多分、阿部元首相は背中に何か熱い?感じ、痛い感じというよりも、銃弾を受けたときは熱い感じ、無感覚に近いような感じを受けるのではないでしょうか?それともあまりの痛みと衝撃に気絶してしまってもはや意識はないのでしょうか?…それか『あっ、今俺は撃たれたのか?刺されたのか?ああ、もうダメなのかな、俺…』とそんな瞬時に絶望的な思いに変わるのでしょうか?とにかく恐ろしいことです。一瞬にしてほぼ95%の、生きるということが失われるわけですから…想像するだに恐ろしく本当に震えが止まらない感じです

警備の側から言えば、確かに発砲音が聞こえるということは、もうその、ジャスト今、聞こえた一発目が警備対象者の命を奪うかもしれない…既に奪い終わっている可能性もある訳だけれども、とにかく発砲音が聞こえたら、パッとそこに行って、命をかけて、自分の防弾チョッキの胸を開いて犯人の前に立ちはだかるとか、瞬時にそういう行動をするのかと思っていましたが、そういうこともしていなかった様です。だから結局SPの人も『今日は総理が来るけど、この時間をなんとか過ごせば、あの元総理を守ったということで、ちょっと誇らしいな。早く終わって、うちに帰って冷たいビールでも飲みたいな…』そんなことを考えていたかと思ったとか書くと、なんか警察を愚弄するようで、失礼な言い方になりますが、でもまあ、やはり、日常茶飯事の事になってしまって、ちょっと…やはり油断していたのではないかと…気が抜けていたのではないかと……いう風に思えてなりません。

犯人が述べているように、『他の会場では狙えなかったから、奈良に来て狙った』というのは、あまりにも奈良は舐められている感じがします。田舎警察と思われても仕方ありません。演説の会場を見ていても、本当にある意味、随分昔の様に演説人がみかん箱の上に乗って叫んでいる…それこそ無名の泡沫候補がみかん箱の上に乗って何か大声を上げて叫んでいる様な状況で、とても重鎮の、国家的にも重要なポジションにいる元総理大臣がするような環境ではないのにも大驚愕です。全くもって慣れと危機感の無さが、結果としてこのような恐ろしく絶望的な事態を生み出してしまったと言えるようです。(第3回目、ここまでです。第4回目に続く)

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