いつも説明していますように、コグニダンス(COGNI-DANCE)というのは、愛知県大府市にあります国立長寿医療研究センターの先生と、わたくしたちダンスの先生が共同で開発した、認知症対策健康ダンスです。会長は、社交ダンスの大きな団体である、JDC(JAPAN DANCE COUNCIL)の松岡一昭先生です。もちろんわたくしダンサー内藤もこのプロジェクトに当初から参加しております。ですけれども新型コロナウイルス感染拡大で、ダンス自体2人がペアで組んで踊ることは、これはもう濃厚接触以外の何物でもありません、全く濃厚接触そのものなので、ちょっとコグニダンスも、行き場所が無くなってしまったような感じがないでもありません。コグニダンスの第1番は、ソロ部門、要するに、ひとりで踊る部門ですから、ラジオ体操のようなもので、特にペアでやるという形式ではないので、濃厚接触になる訳ではありませんが、それでも、手をつないだりする時もありますので、なかなか大変な面もあります。新型コロナウィルス感染拡大防止のために、コグニダンスの普及も立ち消えになってしまった感じがあります。
さて、今後コグニダンスが発展するにはどうしたらいいでしょうか？色々昔から考えているのですが、やはりテレビCMなどを1回行なうと、それはすごい効果があるのではないかと考えて、わたくしなどは既に、どんどん空想と言いましょうか、妄想を膨らませて、企画案を作ってしまっています。コマーシャルをするような場合、キャラクターのタレントさんとしては 2人ぐらい候補があるのですが、1人は、漫才と言いましょうか、テツandトモさんです。『なんでだろう～、なんでだろう』というテツandトモさんはスピードもあるし、そしてやはり地方巡業などをたくさんされていらっしゃいますから、老人クラブだとか敬老会だとかそういうところでネタを披露することも多いと思いますので、しっかりと年輩の人の層に人気があるような感じがして、うってつけではないかと、適切ではないかと考えます。もうひとりと言いますか、
もう一組は今売り出し中の、ちょっと前のお笑い番組の『粗挽き団』などで人気になり、他のお笑い番組でも少しずつブレイクし始めました、阿佐ヶ谷姉妹ですね。こちらの方は優しい感じで、なんとなく社交ダンスなども経験されたことがあるような感じで、これまたなかなか高齢者の層には人気があるのではないかという魅力的な2人です。さていったいこういうコマーシャルをするということは、いくらぐらいかかるのでしょうか？もちろん30万円、50万円などというそんな料金ではできないと思いますが、ええ、300万円、500万円くらいかかるのでしょうか？！もっと？？もちろんコマーシャルの長さにもよりますし、そういうのは広告代理店に頼むんでしょうか？どこで製作してもらうのでしょうか？ましてやそういうキャラクターと言いますか、タレントさんなどを使ったら 抜群なお金がかかるのではという危惧もあります。テレビコマーシャルも色々ありますし、放映する時間帯によっても当然値段が違うのでしょう。深夜などの枠は安いと思いますが、コグニダンスのCMなので、深夜時間帯は、高齢者は皆眠っているのではないでしょうか？それでは、CM放映の意味がありません。また本当に、ワープロとかパワーポイントで作ったポスターのような感じで、文字とイラストを並べたような簡単な、そういうものを写している2次元的な、そして写真もほとんど無いようなコマーシャルから、先ほど言ったようなタレントが動いて踊り、何かを大声で話すコマーシャルまでいろいろありますね。コマーシャルもピンからキリだとは思うのですが……。そんなことを考える今日この頃です。
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