(171)ザ・死に学…これからは自分の死をデザインする時代⁉(第2回目)

世の中の出来事
ザ・死に学…自分の死をAIが告知

さて、今回は第2回目です。 フェイスブックにこの、第1回目や2回目共通のアイキャッチ画像のイラストをアップしますと、イラストが結構不気味な感じがするので、何か自殺を考えているとか、そういうような雰囲気に把握される方も 多数いらっしゃったようですが、内容としてはそういうことではなく、もう既に第1回目を書いておりますので、皆様了解されている事と思いますが、以下のようなことですね、わたくしが考えているのは……。

もう皆様も当然そういうようなことは目新しいことではと思いますが、例えば10年くらい経った将来、もうスマホに入ったAI(人工知能)とかが、前回も書いたように。 例えば『あなたは3年後の7月の下旬に脳梗塞を発症してお亡くなりになります。』というように、現在の血圧とか持病とか身体状況の、既に入力されている自分のデータ、各個人のデータをAIが「診断」して、総合的にAIが考えて、この状況で時間が経過すれば、この時期に死亡が訪れるというような予測を、 当然立てることが可能になる将来で、確実に来ることでしょう。

確かにそういうことをスマホが告知するということが倫理的に許されるかどうかという問題もあり、将来の死亡時期や病気発症時期が的確に診断されたとしても、それを告知するのは医者の権限とか、そういう風に社会はなるかもしれませんが、そういう細かい状況はさておいても、そういう“AIによる告知”が今より明確に、とにかく自分の死ぬ時期とか病気になる時期が今よりももっともっと精密に正確に把握できる…そういう将来が来ることは間違いないと思います。

そうすると人々は当然のことですけれども『そうか……、5年しか生きられないのならば、 2年でこの計画を立てて、ちょっと無理かもしれないけども、3年後にはこれを実現(例えば世界一周旅行とか…)しよう‼』という風に、あたかも夏休みの計画表を考えるように、死ぬまでのスケジュールを立案するのではないでしょうか。もちろん、例えば今70歳くらいの高齢の方は、どう考えても、あと50年は生きられない訳ですから、“就活”と言いますか、もうあと10年ぐらいの内に、やりたいことを全部やろうと努力するので、似たような状況ではありますが、ただ、30代とか40代の若い人が、『あなたはあと10年後にこれこれこのような病気になって死にます』と告知されるような時代になると、それはやはりあと10年で何かをするとか、いつかはしてみたいあれをしてみようかとか、又は極端ですが、それこそ気に入らないあいつを殺して、自分も、AIに告知されたその時期に死のうとか、そういう風に、もっと明確に自分の死というものをスケジュールしたりデザインするということが行なわれるようになるだろうと、そういう未来予想図を、いわばこのエッセイとして書いている訳です。

ちょっと話がそれますが、今現在『死』というのは結構タブーで、公的にはなかなかあまり話題にしたりすることは無い様な気がします。死んだらどこに行くとか、死後の世界はあるのかとか、昔からそういう事は確かに言われていますが、あまりおおっぴらには語られないような気がします。確かに明確な死後の世界は、論じても論じても何の証拠や映像も無いので、これ以上話し合い様がないのかもしれませんね。それに対して、静的な事柄、SEXに関連するような事柄は、もう20年ぐらい前からかなり大っぴらになっていて。今、youtubeで若い結構イケメンと美女の男女が、学校の保健の授業でも性交を教えるべきだ、セックスを教えるべきだと言いながら、そういう女性の若いユーチューバーの方が『例えば私に陰茎が挿入されるとき…』などというセリフを平気でYouTubeの画面で話していますので、内容に興味があるというよりは、そういうシーンが見たくて、わたくしなどもチャンネルを見てしまいます。すると興奮して、これで一回抜けそうだなと思ったりしますが(高校生やないねんから……😢)

この様に、『性』はもはや全然タブーではなくなってきて、もう日本も本当は解禁されてはいないのに、youtubeとかエロチャンネルを見れば、もう全然解禁のような状態になって、男性器も女性器もバンバン丸見えになっています。

でも、その事を思うと、『死』ということに関しては、まだちょっとオブラートに包んであまり話題にされない感じがします。自分が死ぬ時とかそういうことを話題にするということも、何かタブーのような気がしないでもありませんが、今言ったような状況によって、もう50年も経たないうちに、そういう風に『死の見立て』ということが可能になり、自分はいつ死ぬかということがいう予め、かなり正確に知ることができるようになると思われます。 (本日、第2回目はここまでで終了。次回第3回目に続きます。)

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