(247)ヒステリー球の想い出(前半)

世の中の出来事

さて、皆様は『ヒステリー球(ひすてりぃ・きゅう)』というのをご存知でしょうか、これは1種の病気というか、軽い症状というか、何かストレスなどが強すぎた場合、本当に喉に球が詰まっているような感じがするというか、現実に詰まっているのとそっくり同じ感覚になるものです

わたくしはこれを大学生時代に経験しました。人生において最初のショッキングなことは大学時代に、 非常に美しい女性に恋を申し込んだところ、ふられたということがあります、それも、こんな話をするとまた自慢げで恐縮なのですが、わたくしが『恋と学問』という本を自費出版したときに、それが『中日新聞』に採り上げられて掲載されたときに、その本を買いたいという人が100人ぐらいいたのですが、当時はメールとかもなかったものですから、皆様、封書で郵便で買いたいという手紙を添えて申し込まれたのですが、その中に、わたくしと一緒に教育大学の授業を受けてみたいという人がいて、そういう 同年代に近い女の人を、デートのような形で学校に一緒に行ったことが何回かあるのです。当然、わたくしはその子がわたくしに興味を持っている、更には好意を持っていると思いましたので、名鉄電車で名古屋に帰る途中で『好きだから交際して欲しい』と告白したのでした。

当時わたくしが自費出版した本です。

そうしましたら、その時は返事はもらえず、ちょっと考えさせてほしいということなので待ったのですが、その後連絡が来て、『回答するから栄(愛知県名古屋市中区栄)のコンパル(こういう名称の喫茶店)に来てほしい』ということで、その喫茶店に行ったのですが、そこになんと別の学生さん風の男性を連れてきて、『これが今付き合ってる彼氏だから、あなたと交際することはできない』というふうに、ものの見事に振られてしまったのです。

これは『奥付け』というのでしょうか?その当時のわたくしの写真です。

それは、純情(今でも純情)なわたくしにとっては、本当にショックな出来事で、当然OKをもらえると思っていたのに、想像を絶する一大ショックな出来事でした。これは大学一年の春か夏が始まる頃の話ですね。それで確かにその時は自動車もないので、地下鉄とバスを乗り継いで帰ったのですが、吊革につかまる自分の体がなんとなくフラフラ揺れていたような…あまりのショックで体がちょっと震えるような感じで、どこをどう辿って帰ったのかが思い出せないようなありさまでした

でも、その時は『ヒステリー球』の症状がなかったのですが、その後その失恋の傷もほぼ癒されて普通の生活に戻ってから久しい、大学3年になってからの時に、何せ深夜のバイトを夜の午後10時から明け方の3時ぐらいまでしていて、学校などは本当に、その日の昼の1時ぐらいに行く有様で、悪くすると10個ぐらい単位を落として4年生に進級できない可能性が浮上したのです

(第1回目はここまでです。次回第2回目で、ヒステリー球が何かを述べます。お楽しみにお待ちくださいませ。)

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