(263)広島県安芸高田市(あきたかた・し)の市政が心より心配(第2回)

世の中の出来事

先回は広島県安芸高田市の。 石丸市長と議会の数人が対立して、もう相手を罵(ののし)り合うような状況にどんどん泥沼的に状態が悪化しているというようなことを書きました。本当にYouTubeでも連日新しいそういう、市長と議会の泥仕合の定例会見⁉の様子が投稿されるようで。 面白半分に見るのにはいいのですけれども、真剣に考えると頭が痛くなるような、大変な事態なのでしょうね。

そしてそういうニュースやユーチューブの視聴者などの7割から8割もっと贔屓目で見ると、9割はやはり頭の切れる、頭脳明敏な石丸市長さんを…改革に非常に闘志を燃やしている石丸市長さんを応援しているような感じなのですが、わたくしはちょっと1歩下がって懐疑的な面もあります。

それで長年のキャリアがある議員の感じることや、反対に、新進気鋭の石丸市長の感じることなどを、想像で、先回は書き出してみましたので、議員が全員揃って市長に真っ向から反対するという気持ちは、たぶん10人中9人は分かるのではないでしょうか? 簡単に言えば、やはり市長もそこら辺のことは当然、明瞭な頭脳なので、気づいていらっしゃると思うので、ぜひ10歩の内の3歩くらいは譲って、もう少し議会と歩みを寄せて政治をするということを考えられたらどうかということをわたくしは切に思います。

石丸市長さんのおっしゃっていらっしゃることは確かに理にかなっていて、非常に精密に、勘違いとか表現の間違い、法律条項や議会の仕事、市長の仕事の解釈の仕方、間違いなどとかを指摘しているのですが、どうしても頭の回転の速い人にありがちな噛んで含めるような言い方…駄々をこねている小さい子供をあやすような、または理屈の分からない小学生を大人の先生が噛んで含めるように諭(さと)すような感じになってしまうので、それはそれでまた先ほど言いましたように、石丸市長よりも10何年もキャリアがある議員たちからすれば、全くもって侮辱や屈辱的に言われているようで、内容を冷静に吟味するというよりは言われた時に瞬間的にもうはらわたが煮えくり返るような怒りを感じるのではないでしょうか

どうしても頭の回転の速い人、頭脳明晰な人は、悪意があるないに関わらず、重箱の隅をつつくように、他人のあら探しをして、それを徹底的に解説して、間違っている部分、誤っている個所を丁寧に教示するのが、相手のためだと思い込んでしまって、そういうことを延々とやってしまう傾向にありますが、そうするとそれは感情的な対立を生む、より一層溝を広げるだけで何の役にも立たないことが多くあります。

そういうような観点から、もう一度このバトルを見直してみないと、この先ともすれば、もっともっと両者の対立の溝が広がり、結局石丸市長は自滅するような形で辞職したり、選挙に落選したりするのではないかと危惧します。逆にYouTubeなどではとても評判の悪い、悪役の議員側の方が、確かに次の選挙では全員落選して、二度と返り咲けないという可能性も十分想像できますので、本当にどちらかが『粛清』されない限り、このバトルは終わらないかのではないかなどと真剣、安芸高田市の市政に対する、多大な心配があります。(第2回はここまで。次回第3回目に続きます。)

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