いつも思うんですけれども、例えば何でも良いのですが、サスペンス映画とか、最近わたくしが見た007ジェーズム・ボンドの『スペクター』とかですね。又はもっと身近のTV○○曜日ワイド劇場とかですね、予告編に『最後に明かされる恐るべき真実とは?』『最後の大逆転、戦慄の秘密』『ついに明かされた驚くべき真相』というように、何か隠された恐ろしい秘密とかが最後に暴かれるという、いかにも見てみたいと思わせるようなPR文句が流れます。それで、わたくしも今までの、そう短くはない人生で、その様な、“最後に戦慄の真実が明かされる”という映画やドラマを、合計で、もう60個から100個くらいは観てきたでしょう。でもほとんどなにが何だったか、多少は“戦慄”したのでしょうが、今ではもうすっかり忘れています。(別に認知症だからではありませんよ…( ゚Д゚)…)。
TVや映画ではそんな“恐るべき真実”がいっぱい登場しますが、でも実際問題、この実際の現実世界にそんな恐ろしい、戦慄の秘密ってあるのでしょうか?わたくしはへそ曲がりなのか、いつもそう言う風に思ってしまいます。 まあ、真剣に考えると、2種類ぐらいそういう『恐ろしい、戦慄の秘密、暴かれる真実』のタイプが考えられるような気がしますので、それを今回は述べたいと思います。
1つは、わたくしたち人間のことですけれども…まあ、そうですね、例えば暴力団とかやくざだとか、そういう組織では、やはり人を殺したりとか借金をして返済に日本のどこに逃げても、探し出して取り立てに来るとか…そういう“恐ろしい出来事”があるかもしれませんが、それも、ある意味、人間が行なう動作ですから、戦慄の真実とまではいきませんね。恐ろしい秘密と言えば、例えばですけれども…ある女性が男性と恋をして結婚して夫婦になりました。でも、その男性はなんと、20歳とか21歳の頃に、ふたりの人間を殺していたのです。でも、完全犯罪に近く、ばれることもなく、今までつかまらずに済んでいたということになると、これは、まあゆくゆくその夫婦に子供が生まれるなどとなると、子どもの父親は、実は殺人犯だということになって、もしそれが露見すれば、それは妻にとっては、もう人生が崩れるような、かなり恐ろしい身震いがするような。 秘密ですよね?
まあ、しかし物理的には 特に驚くこともなく、世の中はそんなこともあるだろうとは思えます。これは例えば、皆様、あまりそういう想像はしたことがないかと思いますが、道を歩いている、知らない人はひょっとしたら、まだ捕まってない殺人犯かもしれませんよ。それに殺人犯だったとしても既に刑期を終えて出所して、一応大手を振って、シャバを歩いている人間なのかもしれませんね。それともやはり、ばれないで捕まることもなくのうのうと生きてきた人間なのかもしれません。想像すると怖いですね。知らない人でなくても、いつも喫茶店で少し世間話をする、あのおとなしい女性だって、実は、そういう指名手配の人殺しかもしれません。可能性はあります。そういうことがあります。
それから最初に言おうとした。まあ暴力団とかそういう例でも、以下のような可能性もあります。テレビでいつもCMを見かける、あの大きい企業が、実は暴力団のフロント企業だ‼というようなことも、ひょっとしたらあるかもしれません。まあ、でも実際それがバレたとしてもですね。例えばどっかの、カップヌードルの会社がそうだったとしても、それは『ビックリだよね!』とは言うけれども、まあ身震いするほど恐ろしい秘密とかとは、言えないのではないでしょうか?
ですから、映画にあるような、本当にびっくりするような恐ろしい秘密とかですね、知ったら身震いするような戦慄の真実とか、そういうものはなかなか存在しにくいのではないかと思います。例えば、先ほどの話ではありませんが、結婚した旦那が、実は3年前までは、隣で飼われていた、ペットの犬の『ポチ』だったと…( ゚Д゚)……。そんなことは、何かの子供向けのアニメみたいで、むしろ、笑えて身震いがするような“戦慄の真実”ですけれども、そんなことは現実にはまずありえないと思いますので、こういうことも想像するだけ無駄かと思えます。またちょっと違う例として、SF的ではありますが、もう少し真剣に想像すると、こういう例も少しは真実味があります。本当は2番目のこれから述べる方の範疇(はんちゅう)に入れるべきなのかもしれませんけれども、以下のような事柄です。北朝鮮は本当はアメリカの傀儡(かいらい)政権であって、北朝鮮は実はアメリカに操られているだけで、全くのアメリカの子分であって、悪役を演じているのは、全てアメリカの指導者たちの指示で、こうすることによって、北朝鮮を仮想の敵に仕立て上げ、地球全土が北朝鮮に反感を持って、アメリカに対する悪評をかわすためだったとしたらどうでしょう。本当は北朝鮮はアメリカの言いなりになってミサイルを打ち上げたり、悪役を演じているだけであると、そういうことも本当はあるかもしれません。
さて、2つ目と言ったのは、これは本当にあるかもしれないような、そして真剣に身震いするような恐ろしい真実かもしれません。どういうことかというと、これはですね、実はこの地球上に存在する人間はすべて宇宙人のモルモットのように監視されていて、地球自体が、実はある特定の宇宙人(どこか銀河系の遠い惑星)の植民地であって、人間は自由に生きているつもりが、全てみな監視されてコントロールされていて、全員宇宙人のモルモットであった……というようなことですね。そうすると、これはかなり衝撃な事実だと思われます。それからそれに関連して、例えば、アメリカの大統領のバイデン氏は、実は宇宙人であったとか……。でも結構、YouTubeとか観ると以前から言われていますよね。既に地球には10種類くらいの宇宙人が、人間を装って、昔から住み着いているのだと。グレイタイプの地球を攻撃する宇宙人から、銀河系を守護している、アクトゥリアン・タイプの宇宙人までいるそうです。『グレイタイプの宇宙人』『アクトゥリアン』などで検索するといっぱい出てくるので、興味がある人は検索してくださいませ。
このふたつ目の範疇の例は、今述べたように、かなりスケールが壮大で、SFっぽくなるのですが、次の例えばは、自分(と言いますか、今これを読んでいらっしゃる貴方!)が、今自分の人生の中で、毎日の生活を“体感”していらっしゃる訳ですが、わたくしや貴方が経験している人生、これがすべて、実はコンピューターが作り出した幻影…未来のコンピューターが描いているホログラムを、(普通の人間が映画を見ているように)何かをそういう機械が作り出した、立体映像を見ているだけで、本当は、(一番最初のアイキャッチ画像に描いたように)自分は、全然人間のような姿ではなくて、もっと醜い宇宙生物のような姿かたちであって、体験していると思い込んでいた人生そのものは、実はみな『幻影』であったとしたら……。
でもそうであれば、この幻の作り物の人生を見ているのは『わたくし』だけですから、これを読んでいる読者の皆様など、本当は最初から存在しない、わたくし見ている映画のセットであって、本当はこの宇宙の中にはわたくしひとりしか存在しない、もしくは、数人の何かそういう存在がいるだけで、地球などという惑星も全くの幻の、映画の中に作られた模型のようなものということになります。
こういうことがもし世の中の真実だったとしたら、それはそれはとっても恐ろしく、本当に身震いがして、自分の気が狂うような、恐ろしい戦慄の真実ですね。でも本当にそういうことこそが現実なのかもしれません。想像を絶するようなことですが、あなたはそんな風に考えたことはありませんか?夏の暑い日の夕暮れのトワイライト・タイム、そしてその夜のとばりが降りてからの、何となく寂しい秋の夜長の時に、そんなことをいつもわたくしは思います。(終了)
コメント