(287)能登半島大地震に想う(特別寄稿・その2)

世の中の出来事

家族だって慣れない避難所生活で疲労困憊し、それに避難所生活も色々な人がいて、身の回りの物…財産など、例えば多少通帳などを持って出てきて非難した人、着替える衣装なども、避難袋などで、緊急の際の持出袋などに入れておいて、常時用意して、それが役立って実際に持って避難所に来た人、もしくは何も考えずに、何も考えて持ち出す暇がなくて、財布や自動車のカギなど一切家に残しておいてきてしまった人…どちらかといえばそれが普通ですよね。

こんなあっという間の大地震なのですから、多少着替えの服とか持ち物で余裕がある人は、それはそれで、排泄の介助なども、もし寝たきり老人とかがいれば手伝うこともできるのでしょうが、そんな心の余裕は無いし、もはや自分の事だって不安いっぱいなのが普通ですから、当然、寝たきりの人とかは避難所で生きていくのさえ難しい状況だと言えます。

わたくしがそういうことをFacebookに投稿して、とりあえず皆様に質問したところ、その回答としては、早いとこ被災していない地域の福祉協議会ような施設に相談して、そこで紹介された介助ができるような病院に移転するべきだというような回答がありましたが、ただ今現在、例えば道路が不通であったり、避難所までは逃げられたけれども、それ以上はどこにも行けない。またはその様な寝たきりの、数人、4人ぐらいはいるかもしれませんが、その人たちのためだけに自動車も出せない…ましてや寸断された道路を通行できないので、まずそれ以前に自動車が普通で役立たない…というようなときに、福祉協議会などと相談して、その高齢者、病人を運ぶなどということは、なかなか不可能に近いので、どうしたって3週間、4週間は一緒に生活することになるのではないでしょうか?

避難所で、当面は一緒の生活を送ることになるのではないかと思われます。また今、寝たきりの病人や高齢者の場合を見ましたが、そうではなくて普通の、例えば中学生や高校生の受験生の場合はどうでしょう?これらの人々は身体は健康ですから、とにかくあっという間に倒壊したり、寝ている時にグラグラ倒壊した時などは、当然、いくら身体が元気だからといって、被災を免れる訳ではありませんので、家の下敷きになって亡くなった方も(実際、今回の地震でも中学生の方がいましたね…合掌)いらっしゃるので、もちろんいつ不幸に襲われるかわかりませんが、でも例えばそういう方が避難所に来た場合、そして着の身着のままで何も手に持たず、そしてさらにこれはもちろん、被災状況によって、家は何とかまた少し修繕すれば居住できるようになるという場合もあるでしょうし、全く無傷な場合もあるでしょうし、また、逆に、建物の1階部分がまるで潰れてしまって、今までの2階が1階のようになったり、もしくは更に輪島の朝市開催の町(河合町⁉)のように、大火災の時の炎症で焼かれてしまって、もはやほとんど家の中の物体物質は原型を留めず、崩れて使い物にならなくなってしまった場合、そのような場合、例えば彼が受験生だったら、その避難した避難所に逃げ延びたとしても、中学生や高校生で、受験生であったら、当然もう受験勉強の道具は最悪のその輪島の火災のような被害にあった場合、その受験生が今まで使っていた受験ノート、参考書、机一切の受験環境および物質はすべて消失してしまったような状態になっている訳ですから、当然、受験勉強を続けることもできません。

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