(142)楽しくも苦しいポスティング(第4回)

生活雑記
スポーツ新聞に、社交ダンスの広告を掲載したら、こんな電話もかかってきましたよ。

まだまだポスティングの話題は尽きません。

愛知県名古屋市近郊の豊明市とか日進市などでもポスティングしたことがあります。 しかし、確かに自分の教室が名古屋市天白区にあるのに、日進市とか春日井市とか豊明市などでポスティングしても、まず生徒は来ないのではないかと思われますが、自分の教室だけではなく、一般的にコグニダンス(=愛知県大府市の国立長寿医療研究センターとわたくし達ダンスの先生が開発した、広い意味での認知症対策の健康ダンス)の名前を広めたいと思っております

それに皆様は“レスポンス率”というのをご存知でしょうか?これは例えば学習塾や美容院、普通の会社、パン屋さんやわたくしのようなダンス教室がチラシを配ったとして、何枚配ったら、1人のお客さんが来るかという割合です。もちろん3枚くらい配ったら1人の人が来るなんていう商売があれば、それはもうホクホクで、そんな状態であれば、300枚配れば100人のお客さんが来るということで、嬉し涙が止まりませんけれども、通常学習塾や美容院、こういうダンス教室などは1万枚ぐらい配るとやっとひとりかふたり…( ゚Д゚)……、それも来場というよりは問い合わせがあればよしとされています

それだけ競争率が激しいというか、気が遠くなるような数字ですね。だいたい1回に一時間でポスティングできるのはせいぜい500枚くらいで、それこそ先に述べた高層マンションのような建物が含まれれば、1か所で200枚~300枚とはけるので、その場合は短時間で1000枚も夢ではありませんが、そんなに捌(さば)ける場所は稀なので、1万枚で1人などと言うと、5万枚配るのにだいたい何時間かかるかという計算になりますよね。(1時間で500枚とすれば、1万枚配布するのに、20時間かかる勘定になりますね。)つまり、20時間かけてポスティングして、それでも一人の生徒を獲得できると良い方だという事です。来場して、たとえ無料体験レッスンなどをしたとしても、即入会とは限りませんから、二度と来ない人も多い訳です。皆が皆ダンスの魅力のとりこになる訳ではないですしね。

こう書いていると、そうそう、昔のことを思い出すのですが、ポスティングだけではなくて、新聞にも、ダンスサークルの広告などを載せたこともありました。もう30年も前でしょうか?大きい会社のような広い面積の広告は莫大なお金がかかるので、それこそ3行広告みたいな所を利用しました。

今は、インターネットなどが発展しているので、あまり新聞でもそういう広告を見かけなくなりました。 わたくしの近所で言えば、中日新聞の夕刊とかスポーツ新聞、名古屋タイムズなどでそういう広告を掲載していましたので、先ほども書きましたが、30年くらい前に、わたくしがまだアマチュアの選手だった頃に、わたくしが運営していた、公民館でのダンスサークルの広告を出したのです。『社交ダンス・ワルツ、タンゴ色々教えます』という感じの2~3行だけの広告を出したのですが、(何せ有名新聞ですから、これだけでも2万円ほどかかった覚えがあります。)確か、スポーツ新聞かもしくは夕刊の広告で、結構キャバレーなどの広告も掲載されていたスペースだったからでしょうか?問い合わせがあり、非常に暗そうな男性の声で『どんな事してくれますか~~?』という質問でした。もう絶対風俗と間違えているようで、例えばダンスと言うからには、どんなコスプレをしてエッチをしてくれるの~??みたいな問い合せでした。性風俗産業の広告だと思ったのでしょうね、きっと。ちょっと笑えてしまいますが、そういう、男性のHな心理は、わたくしもよく心得ているので笑えるに笑えませんでした。ダンスはまだまだマイナーで、そんな風に夕刊とかにあまり広告を出すことが考えられなかったのかもしれませんね。(第4回目終了。第5回目に続く)

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