(265)『Terrifier(テリファー)』を楽しむ❷

世の中の出来事

さて、この『テリファー』および『テリファー2』とも、ストーリーはすごく単純で、まあ簡単に言えばアート・ザ・クラウンというこのピエロの様な怪人が、出会った人々を次々に殺戮して行くという展開なのですが、ただ、単純明快であって、決まるところがビシッと決まっているのと、恐怖映画のツボが何かと言われれば、私理解不十分で正確に説明できない面もありますが、なんといいますか、そういうツボを踏んでいるような感じもしますし、あと面白いと思ったのは、一番最初に、顔がグチャグチャに潰されてしまった女性の被害者を、テレビのキャスターの女性がインタビューしている場面があるのですが、それが現在であって、実はその被害者は一年ほど前にアート・ザ・クラウンにやっつけられた被害者…ということで、その 状況がドラマになったり、最後の方でその女性が出てくるのですが、それで、また最初に戻ることができるという、永遠のサイクルのような感じにも展開されるのです

そしてこの映画は実は。 思わぬ大ヒットを受けたおかげで、続編もできているのですが、続編もその、(ネタバレ注意……最後に拳銃自殺して)死んだはずのアート・ザ・クラウンが、モルグ(死体置き場)で何と、よみがえるというところから始まります。(しかし何で死んだのに、よみがえるの??しかも自分で、自分の口に向かって拳銃を発射して、脳みそも吹っ飛んでしまっただろうに……という風に、ここら辺がちょっと謎だらけ…アート・ザ・クラウンは普通の人間ではないような……)

今も、ネタバレ注意で、書いた様に、第1作の最後でアート・ザ・クラウンは自分で、自分の口の中に拳銃の撃鉄を引いて自殺するのですが、それで脳みそなどが吹っ飛んだはずなのですが、どうして生き残ったか? それはかなりの大驚異で、不思議でもはやSFのような感じなのですが、まあそこらへんは、映画のお話しなので、全然わたくしとしては許せるポイントです。

確かにそんなに制作費をかけていない感じで、でもこのような本当にツボにはまった映画ができるということは素晴らしいことで、非常に楽しく観ております。さらに言うならば、エロい要素がちょっとないので、そこら辺もう少しプラスしていただければ、もっともっとヒットしたのではないかと……多少女性の胸とか、または下着がずれそうになるとか、そういうようななお色気サービスシーンが、もうちょっと多く挿入されるならば、もっとヒットしたのではないかと思います。俗に言えば、もっとエログロにという事ですね

つい、正直に、自分のはしたない、エロ希望を書いてしまいましたが、しかし、逆にそういう希望を聞いて、あれもこれもと詰め込むと、逆煩雑になりすぎて、面白くなくなってしまうのかもしれませんね。

(第2回目はここまでです。対した内容は何も書いていませんが、このまま第3回目に進みますので、次回の第3回目をお楽しみにお待ちくださいませ。)

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