(225)背筋が凍る殺人事件(第1回目)

世の中の出来事

恐ろしい事件が本日5月25日(木曜日) 午後4時ぐらいに起こった模様です。長野県中野市で、迷彩服を着た中年ぐらいの男性が殺人をするのです。畑仕事している人のところに女の人が逃げてきて、『おじさん助けて』と言ってのですが、男に追いつかれて、刃渡り30cmくらいのナイフで背中を刺され、そして仰向けになって胸まで刺されたそうです。その後その農作業をしていた男性(72歳の人との事です)が呼んだ警察がパトカーでやってきたところ、その男がまた散弾銃のようなものを持ってきて、パトカーの運転席のガラスを割って、中の警官に発砲したということです。当然、警官2人は死んで、先に刺された女性も死亡で、3人殺害です。

それで立てこもっているそうです。現在はその当日の午後9時45分なのですが、まだニュースではその後、男が立てこもった家から銃声が2発、7時50分頃と8時20分ごろにしたそうなんですが、まだ男が自殺したのかとか、新たな被害者がいるのか等の情報はありませんが、まあ本当に恐ろしいことです。【編集部・註 その後翌日のニュースなどで分かったことは、立て籠った家は自分の家で、市議会議長の息子ということです。その後翌早朝の午前4時57分頃に、SITやSAT(=両者とも警察の特殊部隊⁉)によって逮捕されて身柄確保ということです。】

 わたくし達はワイド劇場とかテレビドラマで人が殺したり殺されることに、本当慣れっこになっている……かどうかは、本当のところは判りませんが……それが作り物だということは判っているので、残酷な殺人事件がドラマの中であったとしても、ほとんど何も感じませんが……いや感じる人もいるかもしれませんが……前記の様な実際の事件となると、一転、本当にわたくしなどは特に死に対して敏感というか、死にたいして臆病なのか、事件のことを考えると恐ろしさと怖さで、吐き気を催すぐらい、心が痛み、具合が悪くなります

真剣にその場面を想像すると、恐ろしさで身体中が震えます。農作業の男性に助けを求めて、その時はまだ身体のどこも故障が無かったのに、その助けを依頼した男性の視野の範囲内で、犯人に追いつかれて背中を刺され、そして胸を刺される……そういう時に刺された女性は何を感じだのでしょうか⁉ 背中を刺された瞬間に、『ああもう私は死ぬんだ…』と悟るのでしょうか?それから更に、もちろん恨まれて刺されるからには、『あの時のアレが原因で恨まれたのだ…』などと、色々な事がそれこそ走馬灯の如く頭の中に閃いて渦巻くのでしょうか?

もちろん刺されたからといって、辛(から)くも生き延びる人もいるでしょうが、しかしその上胸を刺されてしまっては、最悪の状況になります。

また次にその目撃者が通報して飛んできたパトカーが停車したところに、後ろから近づいて散弾銃を車中の警官たちに向かって発砲したとの事ですが、なんと凄まじい恐ろしさなのです。こんな皆殺しの様な状況にハッと思うのは、以下に書くのは本当に起こった事件なのですが、横溝正史さんの有名な探偵小説『八つ墓村』のモデルになったと言われている、1938年昭和13年)に岡山県で実際に起こった津山事件(加茂の30人殺し)を想起してしまいます

それか、本当にテロリストのような殺戮者を模倣したのでしょうか?それともむしろ、何かいじめられたとか、村八分にされたとか、又は地域の有力者の2世なのに引き籠りなどであれやこれや言われて、それまでの鬱憤(うっぷん)が蓄積していて、ここで爆発したのか……??

(前半はここまでです。後半《明日アップロード》に続く予定です。)

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