なので。 深い絶望に塗りつぶされてしまって、生きる希望が無い…それならば、家族でせめてあの世に行こうということで、心中を選んだのでしょうか? (家族でせめてあの世に行こう…などと記述すると、例の過日の、猿之助の心中事件を想起しますね。)
または、考えられる内容としては、そうですね、よくある家庭内憎悪というか、よくあるパターンです。 長く生活していると、最初は愛し合ったいた夫婦でも、何かと色々相手の欠点や悪い癖が目に付いたり、長く一緒に生活している時間が積もり重なると、ここはこうして欲しいといつも言ってるのに、どうしてしてくれいのか…なぜ、気づかないのか…気づいても返事もしないのか…というような……。
思うに最初はかなり不気味な事件だったのですが、3、4日もすると結構内容が続報として報知されるようになってきました。 非常に個人のプライバシーに関わることなので、本当はこういう報道をつまびらかに 放映されるということ自体、あまり良いことではないのかも知れません。
無理にそういう不幸な家庭のプライバシーを電波でさらして何か後学になる⁉いうのでしょうか?確かに後学になると言えば、なるかもしれませんが、そうまでして晒(さら)すプライバシーでもないような気もします。 しかし、確かに外野のわたくしの様な側としては妙に気にはなります。
要するに気になる内容としては、
- 20年ぐらい前から、40歳の娘さんが入院していて、意思疎通できる状態では無いようなのです。
- ところが今年令和5年の3月に奥様も何かそういう脳障害になって入院して、こちらの方も意思疎通が図れる状態ではないようです。
- そしてこの頃より旦那が引きこもりになってしまったとのことです。それは娘さんに次いで、奥様が入院して大ショックで、もう回復する希望とか、すべての見込みが失われてしまったのではないでしょうか?
- そしていつも仲良く見舞いに来ていた夫婦は、妻が入院したことによって、旦那しか見舞いに来れなくなり、それでも何度か来ていたが、そのうちこの“決行”の日に包丁を持って訪れて、いつもの様に受付を済ませて惨劇に及んだ……こういうことですね。
ただし、一つの謎は…私が知りたいと思うのは、20年間もどういう脳障害で、娘さんは入院していたのでしょうか?たとえば、脳梗塞を発症したけれども、全然回復の余地がなく、ほとんど植物人間のような状態で20年間を入院しているということなのでしょうか?
結婚して希望に満ちた家庭を作っても、晩年こういうこともあるのですね…。それはもちろんあるでしょう。晩年でなくても、結婚後すぐに、交通事故で一家離散になったり、色々な不幸が待ち構えている場合は多いのですから……。
この3人家族史の事件も、いずれ捜査が進めば白日のもとにさらされる出来事なのではないかと思われます。 人生というのは色々あって、深く考えると恐ろしいですね。こういう事件が起こると、人生は面白いところではなく、本当に深く深く、永遠の闇に閉ざされた、一生抜け出すことができない、真っ暗な闇の迷路みたいなものと言えるのかもしれません。
(この項ここで終わり。次回からはまた異なるトピックで迫ります。乞う、ご期待)
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