(189)能登半島で見かけた ひっくり返ったオートバイ(その1)

世の中の出来事

 さて、以前こんなことがありました。わたくしが大好きな能登半島の、え~っと地図で言えば、左側(西側)の海岸線ですね…。南北に延びる海岸線で“能登金剛(のと・こんごう)”と言われる海岸でしょうか?その一つの巌門(がんもん)という、福井の東尋坊に似たような切り立った海岸線が楽しめるところ=有名な昔からの観光地のひとつなんですけれども、そこに行った時に、特にその地形とは関係のない話なんですけれども、聞いてください。

まあ、いわゆる“ナナハン”でしょうかね。そういう大きいオートバイを結構小柄な人が運転していたというか、そして停車したのでしょうかね?それが倒れたのですね。それでその人自身の体力では普通に起き上げるというか、起こすというか、立て直すことができなかったので、周りにいた人たち2人ぐらいが友人だったのでしょうか、更に別の周囲の人たちに依頼して、起こすのを手伝ってもらおうとしたのです。

そしてわたくしもそれをその巌門のところにある、いわば園内の小さな喫茶店で見ていたものですから、手伝いに行ったのです。私は身長160cm、体重55㎏ぐらいですから、決して大柄ではないので、全然そんなのは、一人では太刀打ちできませんが、まあ何かあれば何でもいいので、人のためになるのが大好きなので喜んで飛んで行きました。ほかのもう一人の客もなんかそれを真似て飛んできて、総勢6人ぐらいになって、その倒れた大型オートバイの持ち主であろう男の人が結構高飛車に『そこそこ、君はそこをもって…』などと言いながら、担当場所をを指定して、わたくしもそれに従って何かエンジンタンクの横のような部分を掴んだのか、そんなような覚えがありますが、せーので持ち上げてなんとか、全員の協力した力で、オートバイを起こせれたという小事件⁉がありました。

そうすると、その結構、小柄なオートバイの乗り手の男の人、わたくしと背丈が同じぐらいでしたが、 特にありがとうという礼も言わず に、すぐに跨(またが)って颯爽とまではいきませんが、ちょっと弱気な風で、でもオーバーなアクションで乗って運転して去っていきました。

それを見てわたくしが思ったのは、…まあいつでも特にそういう、止まっているオートバイが倒れてしまってそれを無理矢理起こそうとする時、起こすのが難しくなったというような状況でなくても…あオートバイっていうのは重くて危ないものなんだな、非常に扱いにくい、すごい重量のあるものだなという認識が非常に強く残っております。 もちろんそれは誰の目から見ても、原付ならまだしも、通常“ナナハン”と呼ばれる排気量が750ccの超巨大オートバイの様な大きいオートバイだったら、誰も当然両手で空中に起こして立て直すなんてのは、もちろん絶対かなわない感じがしますね。誰でもそう思うでしょう。 (第1回目はここまでです。第2回目に続きます。お楽しみにお待ちくださいませ。)

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