(232)2、3日前に起こった奇怪な殺人事件(第3回=最終回)

世の中の出来事

結局、当日の深夜1時~2時頃に悲鳴が聞こえたので、その時刻に何らかの犯罪に巻き込まれて(つまり殺害されて)そして、翌日 午後9時頃に雑居ビルの7階もしくは入り口付近…これは報道ではあまり明確にされていないようですが…全身を布に巻かれた状態で遺体が発見されたということです。深夜の時間を含めて、時間はほぼ1日弱あるので、犯人はそこで殺害を実行したのか、あるいは、どこかに連れ出して殺害して、またこの場所に戻って遺体を遺棄した可能性もありますが、付近には、防犯カメラが多くあるとの事なので、可能性としては、やはりその雑居ビルで殺害され、そのまま遺棄されたと思われます。ただし、バッグや携帯電話が無いとの事ですし、当然、以前にも書いたように、そんな所に手頃な大きな布は無いので、これが非常に不思議ですが、犯人が、あとから持参してきて、そのまま遺棄して(もしくは一時空きテナントの部屋などに隠して)あった遺体に、その後改めて巻いたのではないでしょうか?…もしそうであれば犯人は2度この場所に来たことになるので、防犯カメラにもとらえられている可能性が多くなります

深夜の午前1時から2時ぐらいの間に殺害が行われた(その悲鳴が聞こえた)様ですが、そうであれば、悲鳴を聞いた人が当然ながら、警察に通報したと考えるのが普通なので、警察などが来る可能性は充分あるので、犯人は一旦その場から退避したと思うのが自然ですが、その後多分、2時間、3時間と朝まで結構な時間があるので、警察が来ないとか、誰も来ないような状況を確認して、雑居ビルの中のどこか密室のような誰にも見られないような場所で、そういう布を被せるような作業をしたのではないでしょうか? とても恐ろしいことです。

さて、推理はこのくらいにして、どうしたらそういう犯罪を防げるのでしょうか?もしこれがわたくしの言う様にストーカー的な殺人であれば、仮にその時間帯無事で済んだとしても、また犯人は執拗にいずれ襲ってきます。

ストーカーでなかったとしても、こんなに簡単に命が散るなんて、実に恐ろしいことです。一応警察の発表では“窒息死”ということらしいのですが、特に首を絞められた痕もないということなので、何か柔らかい布のようなもので、口を塞がれたのではないでしょうか? そんなことも考えられますので、やはり深夜の勤務が終了した後、お店から尾行されたと考えるのが一番順当なのではないでしょうか?

もし自分の奥さん、恋人、主人(もちろん被害者が男性の場合もあり得る)、息子など家族や又は友人、知人、会社の同僚がこんな風に瞬時に殺されて、もうこの世にいなくなってしまうということは、どれほど恐ろしいことか想像するだけで身が震えます。 わたくしもそういうことを考えて、30分もボーッとしてしまいました

多くのことが頭の中に浮かびますが、そういうストーカーであれば、絶対証拠を残しているでしょう。当然今の世の中、メールとかLINEで絶対その女性にコンタクトをしてきている筈ですから、勤務先での何かメモとかを捜索したり、または街の中なので、多く存在するという防犯カメラを時間をかけて解析すれば、必ずそのしっぽといいますか、行動の痕跡を見つけ出すことができるのではないかとわたくしは確信しています

ひょっとしたら、このエッセイを書いている間にも、犯人逮捕の捜査は進んでいて、今日の夕方頃には犯人逮捕の速報が流れるのではないかと心より願っております。 遺族や友人知己の深い悲しみ、ショック、衝撃が少しでも和らぐ日が早く来ることを心より祈念しています。

(この項はこれで終了です。次回からは、また新しいトピックで書きます。)

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