(230)2、3日前に起こった奇怪な殺人事件(第1回)

世の中の出来事

それにしても奇妙な殺人事件がまた起こりました。熊本市中央区の雑居ビルで5月31日《火》に発覚でしたか?深夜にギャーッとかキャーッという悲鳴が聞こえて、そして29歳の女性が、誰もテナントが入っていない雑居ビルで、布でぐるぐる巻きという奇怪な状況で遺体で発見されたという事件です。

女性は非常に利発で誰にでも嫌われることなく、明るく振る舞っていたという、仕事もとてもできそうというイメージだそうで、昼は派遣社員で夜はアルバイトでしょうか……そんな報道でした。プライベートなことをここでわたくしがあまり書いても、被害者の個人情報の漏洩になってしまうといけませんので、難しいところですが、本当にびっくり、大驚愕の事件です。

そういう活発そうな女性が、深夜の、普段は誰も入らないような無人のテナントビルで、特に外傷も無く(ここも非常に不思議で、刃物で刺された訳でもなく、さりとて首を絞められて窒息したようでも無いというのですから、どの様な方法で殺害されたのでしょうか…)全身をミイラのように布に巻かれて、遺体で発見されたという、なんとも不思議な謎の、奇怪極まりない、不気味な…それこそ探偵小説に出てくるような状態での殺人事件が発生しました。

これはもうこのエッセイを書いている、2~3日前の事件ですから、ひょっとしたら、今日あたり犯人が捕まるとか、そういう報道がなされるかもしれませんが、本当に不思議な恐ろしい事件です。

テレビには目撃者といいますか、その悲鳴を聞いたという人が顔は無しで出演して状況を語っていました。非常に昔の事件で、星なんとかという、名前に星という字が入っている人だと思いますが、事件のあったマンションの住人でそういうマスコミのインタビューに答えていたんですが、実はその人の家に警官が踏み込んだとき、本当に奥の部屋に女の人が殺されて放置されていたという恐ろしい話を聞いたことがありますが、結構、マスコミのインタビューに答えている人が、実は犯人であったりする可能性も高いので、ひょっとしたら…とも思ってしまいます。

それは単純にそういう事もあるという一般的な話ではありますが、そういう人が自作自演で悲鳴を聞いているのかもしれません。 ただ、今回その人の印象としてはそんな人ではなさそうな感じで、真摯に悲鳴を聞いたということを訴えているようでしたので、その人の名誉のためにも、その人は犯人では無い気がすると明記しておきたいと思います

ただし、悲鳴が聞こえたということは、当然そんな大きな悲鳴が夜間静かな時間帯に響き渡れば、ひとりぐらいは直ちに警察に電話したり、自分で確認しに行こうとするでしょうから、犯人側としてはそんな悲鳴を立てられたら、とどめを刺すのも時間が惜しく、すぐにでもその犯行現場から立ち去ろうとするのが自然だと思うのですが、それどころか、そこに留まって(多分ですが…)いて、布を巻いているのです。それか可能性としては、他の場所に一旦運んで巻いてから戻ってきて遺棄した……ということも言えるでしょう。

そして誰もが疑問に思う点ですが、どうしてそんな大きな布みたいなものが、そこにあったのだろうかいう事です。犯人はそれを用意していたのでしょうか?わたくしの見立てというオーバーですけれども、これは誰でも10人中4人ぐらいは考えつくことだと思いますが、その犯人像を推理してみると、これはやはり熱烈なストーカーによる殺人…相手の命を永遠に自分のものにすべく尾行してきて、そしてチャンスを狙って殺害に及んだのではないかと思います。 頭脳明晰ではきはきして、バリバリ仕事ができそうに見えた女性ということですが、万人受けする女性というのは、誰に対しても、いやな人、嫌いな人に対しても、明るくソフトに対応しているので、その内の数人の男性は自分に気があるのだなとか、この女性こそ自分の求めていた運命の相手だと思い込んでしまったのかもしれませんね。(前半はここまでです。余り大したことは書いていませんが、とにかく、一刻でも早くこの事件が解決することを望みます。しかし監視カメラも多くあるようですから、多分1週間の内には、スムーズに解決するのではないかと思います。)

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