(110)古い文庫本や小説への思い(3)『吸血鬼ドラキュラ』

映画など
ゲイリー・オールドマンさん演じるドラキュラ伯爵が見れる映画(紳士役も悪役もおまかせ!ゲイリー・オールドマン出演おすすめ映画15選 | VOKKA [ヴォッカ]から引用です。深謝‼

 先回の第2回目の最後に掲載しました、引用文の、『吸血鬼ドラキュラ』の映画のあらすじですが、これだけを読むのにも、皆様、長文でお疲れになった事と思いますが、マニアックな人はご承知のことでしょう。これは何回も映画化されて、わたくしも大好きな一番初期の作品では、ドラキュラ俳優で有名なクリストファー・リーがドラキュラ伯爵を演じて、それはもう怖く、圧巻です。この俳優はのちに、シャーロック・ホームズなども演じた素晴らしい俳優さんです。また、敵役のヴァン・ヘルシング教授も有名で、同じホラー映画というか恐怖映画の『フランケンシュタイン』で、マッド・サイエンティストのフランケンシュタイン役を演じている、頬がこけ落ちて、いかにも科学者という感じで、映画『スター・ウォーズ』においては、死の星“デス・スター”の総統役を演じた、こちらも名優のピーター・カッシングが演じています。主役のジョナサン・ハーカーやその婚約者のルーシーもきっと名のある俳優が演じていると思われますが、こちらの2大恐怖スターの方にどうしても目が行ってしまいます。

先回も掲載しました、上が、クリストファー・リーさん演じるドラキュラ伯爵で、下はピーター・カッシングさん演じる、その敵役のヴァン・ヘルシング教授です。引用元は先回明記しておきました。深謝‼

小説の方では、確か、最初の部分では、ジョナサン・ハーカーは、トランシルバニアの城に住んでいるドラキュラ伯爵が、ロンドンの方に事業のために土地を買いたい(もちろん、実は、ロンドンにいけにえを探しに行く訳ですが…)という事で、弁理士(べんりし…ってどういう仕事をする人??まさか、便利士ではないですよね??)のジョナサン・ハーカーを城まで呼ぶという設定だったような気がするのですが……。そして、やがてジョナサン・ハーカーはお城に幽閉され、既に吸血鬼になっている美女たちが夜ごと血を吸いに来るのでしたでしょうかね。ジョナサンはこのまま死んでしまったのでしょうか?それか、命からがらロンドンに戻ってくるのでしたかね?一方、ロンドンに進出するドラキュラ伯爵は、ロンドンに向けて航行する船に、土が入れられた箱の中に眠って出発して、その船の人間をほとんど怪死させる(自分が襲った!?)のですね。そして、ロンドンに来て、ジョナサン・ハーカーの美しい妻のルーシーに忍び寄ってくるところを、ヴァン・ヘルシング教授が戦ってのせめぎあいを見せるという事でしたかね。多少、映画と大元の小説は異なったり、またうっすらした記憶で恐縮ですが、このクリストファー・リーさんではなくて、吸血鬼ドラキュラ伯爵役をゲイリー・オールドマンという俳優が演じている方の映画も見た記憶があります。

話がどんどん飛んで、どんどん広がってしまいますが、このゲイリー・オールドマンさんという俳優は確か、あの人肉を喰らう、ハンニバル・レクターという教授が主役の、『羊たちの沈黙』で、メディチ家の主人を演じて、最後車イスごと豚の檻だったかに落ちてしまう悪役を演じたのではなかったでしょうか?添付しましたこの写真が、ゲイリー・オールドマン演じるメディチ家の主人?なんですが、この様に顔も半分障害者になっていますから、パッと見判りませんよね。わたくしも出演者一覧を見て初めて気づきましたが…。

『羊たちの沈黙』での、メディチ家の当主?? ゲイリー・オールドマンさんが演じていらっしゃいます。(Microsoft Bingからの引用。深謝‼)

ま~それはさておき、『吸血鬼ドラキュラ』…本当に見ごたえがありますし、ブラム・ストーカー著作、平井呈一先生役の創元推理文庫版の小説も本当にお勧めです。 わたくしも中学生の2年か3年だったでしょうか?初めてこの小説を読み、本当に心がワクワク踊ったものでした。この頃から冒険とか、そういうそれこそ能登半島にひとりで行ったりするようなことも、楽しく、恐ろしく?覚えたのではないかと思います。

しかし、今日論じているのは本当は、この吸血鬼ドラキュラではなくて…わたくしはすぐ論点がずれて裾野の方に話が広がってしまいますが、そうではなくて『吸血鬼カーミラ』の方でした。これは珍しく女性の吸血鬼で、またちょっと異なった趣き(おもむき)の小説で、割りと短編的ではありますけども、非常に興味深く、面白い小説です。《第3回目終了 第4回目に続く》

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