今回は、わたくしも大好きでよく行く、鬼平犯科帳やゴルゴ13、また多くの週刊詩、“週刊現代”などを読みに行く喫茶店のお話しです。季節が過ぎゆくのは本当に早いもので 過日、もう3週間くらい前でしょうか?! 10月の25日(日曜日)でしたでしょうかね⁉ 日曜日に、愛知県名古屋市千種区にある、コメダ珈琲店の本部で 有名なフリーライターで『名古屋の喫茶店』という本を書かれた大竹敏之先生という方を講師にお招きしての『名古屋の喫茶店文化~ 愛される理由を探る ワークショップ~』 という一種の講演及びシロノワール(コメダの有名な大ヒット商品)を作るというワークショップに行ってまいりました。そして、コーヒーの歴史やコメダコーヒーの生い立ち、ひいては愛知県名古屋市におけるコーヒーの歴史などを学んできました。
モーニングという言葉は、わたくしがぶらり旅でよく行く能登半島の喫茶店などで“モーニング”と言っても何のことか、ピンと来ない事が多いのです。ですから先生に後で尋ねてみますと、浜松あたりの静岡県くらい まででしたかねえ?そして、西の方は三重県の津か、桑名?の方ぐらいかな?そこら辺までしか、モーニング文化やモーニング・サービスというのはないという事でした。あと北の方は、岐阜とかですね。よく一宮はモーニング発祥の地と言われて、テレビなどで放送されていますから、モーニング・サービスという言葉自体は皆様知っているようなので、有名ではあるのですが、そういうモーニング文化というものはそこしかないようです。
また今現在でこそ、そのモーニング・サービスということで、朝のコーヒーには無料でパンや茹で卵がついたり、もしくはさらにそれを発展させて、有料でもう少しガチッとした朝食的なものを出すという、一種の“喫茶店文化”が定着していますけれども、大竹先生のお話しですと、昭和40年から50年頃でしょうか、同じく名古屋市港区にあります、『ヨコイピーナッツ株式会社』という会社がですね、その頃ピーナッツ(落花生)の皮剥きは従業員が手で剥いていたそうなんですが、それがその頃、機械を開発導入しまして、機械で剥けるようになったので、すごく短時間で、大量の皮剥き済のピーナッツが提供できるようになったのですね。それをどこかに売り込もうということで、当時やはり芽生えつつあった、コーヒー文化を担う、喫茶店に、これらのピーナッツをコーヒーと一緒に提供してはどうかというふうに持ちかけたところ、何軒かそういうことに賛同して始まったという事です。ピーナッツが一緒に出される前は、コーヒーに砂糖をたくさんいる入れる人がいたそうですけれども、なぜかピーナッツと一緒にコーヒーを飲むと、そんなにじは甘さが欲しくないのか、砂糖の消費量が減ったという報告もあるようです。(その2に続くかもしれない…)
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