(295)他の自動車の違反運転を全て容認して譲るような運転(後編)

世の中の出来事

しかし、美容院のマスターから、そういうタイとかの交通状況を聞くと、本当は、上記のような、自己防衛の傾向になる運転だけれども、そうではなくて、自分の見込み運転として、そういう(追い上げて無理矢理走行車線に戻ろうとする)自動車も、当然予想して、そういう自動車は乱暴で許せない気がするけれども…優しく(自分の前に)入れてあげましょう、譲ってあげましょう…と思います。そういう運転の考え方もあるのでは…と提起するのが、本日のお話しです。

そして、よくある交通事故のパターンですが、細い農道(や脇道)の道から大通りに出る時に、一時停止をせずに突っ込んでくる車による事故もよく報道されますが、そういう細い道から主要道に出る自動車に対しても、ひょっとしたら、この自動車は一時停止しないのではないか…というような予想も40%ぐらいして、そういう時にも対処できるような運転をしたらどうだろうと思います。これは本当は『譲り運転』という範疇を超えていますよね。なぜって交通違反してくる…⁉自動車も、半分容認するような姿勢ですからね。

ただ容認するのではなくて、止まってくれるだろうという予想に逆らって、万が一ぶつかってくるかもしれないという、非常に広いワイドな可能性をも含めた予想運転……良い意味での予想運転、見込運転ということです。

そんなことを言えば、信号が青であっても信号無視をする車がいないか両サイドを見渡して、信号交差点を走行せよというような感じになりますが、そんなことをしたら本当に気疲れするし、速度も遅くなってしまうし、更に言えば、急に、何も無いのに少しでも減速したら、後続車から追突される危険性が増えるような気がしないでもありませんが、そういうような考え方の運転の仕方もあるということです。確かに大きい信号などでは、私もそういう信号無視の自動車の可能性を考えて、両サイドを見ながら運転をしています。なので、そういう鋭い可能性を非常に考慮した上での運転ということも一つの運転方法としてあるかもしれませんね。

割り込まれても文句を言わない…周囲の状況を、常時考慮して割り込みなども全て許してあげる……右折レーンから直進してくるような車も容認する……また右折レーンの無いところや、右折が許可されていない走行車線で方向指示器を出さずに右折する車なども容認する。そこまで容認したらそれは全く恐ろしい運転になる…そんな声も聞こえてきそうだけれども、そういう幅広い運転も、確かにあってもいいのではないかと考察します。

確かに一般的にはそんな違反する自動車こそ絶対に許さないという、きちんと法令を守った正確な運転をバリバリ普及しなければだめだという厳しい意見が聞こえてきそうですが、そういう立場で、現状皆が努力しているのに、乱暴な運転者による不幸な事故が後を絶たないという状況があるわけですから。逆にそういう非道な運転者がのさばっていたとしても、事故を起こさないような環境を作る運転があっても良いのでは……という私見です。そこまで譲歩すると、確かに腹立たしい感じは、心情的には判りますが……。半分以上どころか200%譲ってそういう運転もありなのでは……?ということは頭の中で考えてもいいのではないでしょうか?ちらっとそう思う今日この頃です。(この稿はこれで終わりです。)

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